サプリメントは薬ではありません

鉄分サプリメントは何に効く?

サプリメントの基礎知識

人間の体を維持するためには、色々な栄養素が必要です。 体自体を作っているもの、エネルギー源になるもの、体の調子を整えるものなどです。 タンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル(人体を構成する微量の無機質)などがそれに当たります。 サプリメントは、これらの中で不足しているものを補う目的で利用します

サプリメントの必要性

近年、身近に聞こえる言葉の一つに「サプリ」がありますね。
正式には「ダイエタリー・サプリメント」といいます。
ダイエットを連想する方がいらっしゃるかもしれませんが、サプリメントは「不足する栄養を補う」という意味です。

サプリメントは薬ではありません。
これといった不調がないのに、何となく健康になりそうな気がするので服用している人がいますが、本当に栄養バランスの良い食事ができている人にはいらないものです。
錠剤のものが多いので薬と勘違いしそうですが、食品に分類されます。
ビタミン剤は薬に分類されますし、保健機能食品も厚生労働省の認可を受けています。
つまり、公的に効果や安全性が認められているということです。
この点がサプリメントとの大きな違いでしょう。

サプリメントには、3種類の製法があります。
化学合成したもの、天然成分の抽出物、天然素材を利用して化学合成したものです。
緑茶、納豆、黒豆、キャベツ、トマト、ブルーベリー、食物繊維、乳酸菌、グルコサミン、他にも何百種類もあって数えきれません。

気をつけて頂きたいことは、ご自身にとって必要なものかどうかです。
充分に足りている栄養素なのに、わざわざお金を払って、場合によっては特定の疾患を悪化させる可能性があるものを買っていないかどうか、要注意です。
ご自身が気になっている症状に当てはまると、すぐに飛びついてしまう方もいらっしゃるのではありませんか?

また、鉄分には二種類あります。
動物性の「ヘム鉄」は吸収率が高く、胃腸への負担がかかりません。
植物や海藻に含まれているのは「非ヘム鉄」です。
医師が処方するのは「非ヘム鉄」ですが、主目的の成分含有量が多いので、心配ありません。

「鉄分サプリメント」は何に効くか

「鉄分サプリメント」というのですから、鉄分を補うものです。 鉄分は、血液中の赤血球を作る働きがあります。 赤血球の中にはヘモグロビンという成分があり、全身に酸素を運搬しています。 鉄分がないことには赤血球を作れず、当然、赤血球の中にあるヘモグロビンの生成も十分にできなくなり、体が酸素欠乏状態になります。

サプリメントの成分

鉄分は、ミネラルの一種です。 鉄分サプリメントには、鉄分以外の成分が含まれていることがほとんどです。 例えば、鉄分の吸収を助けるビタミンC、赤血球を造るために欠かせないビタミンB12、赤血球の形成を助ける葉酸などです。 またビタミンB6はツワリにも効くといわれます。